
こんにちは!桜華シノです。
今回は、検索関連で少し気になるワードを見付けた「VRChat 初心者狩り」についてお話していきますね。
ワールド関連の記事の内容と少し似ていますが、それも踏まえて一緒に読んでいただけたらと思います。
はじめに
「初心者狩り」は公式用語ではありませんが、コミュニティで“初心者を囲い込み、断りづらい関係に誘導する”行為として語られます。
親切そうに近づいた後、執拗なDMや外部通話への誘導、他者との交流を制限するような言動、金銭・ギフト・R18行為の要求などにつながるケースも報告されています。
オンラインゲームでは、よく見かける行為です。ただ、VRChatはリアルに近いゲームなので身の危険を感じましたら誰かに相談してみたり安全設定を行ってくださいね。
安心してVRChatを楽しむために、ここでは「よくあるサイン」「予防のための安全設定」「実際に遭遇したときの対処」をまとめます。
👉 VRChatをはじめて使う方向けには、〖初心者向け〗VRChatとは?始め方から楽しみ方までわかりやすく解説! が参考になります。
よくある“赤信号サイン”
- 出会ってすぐのフレンド申請や、頻繁なDM・外部通話への誘導
- 「他の人と関わらない方がいい」といった囲い込み・分断発言
- 個人情報(本名・住所・学校・写真など)や金銭、ギフトの要求
- 恋愛的・“お砂糖関係”の早すぎる既成事実化
- 拒否すると怒る、罪悪感を与える発言
こうした行動には注意が必要です。少しでも違和感を感じたら、早めの距離の確保をおすすめします。
公式の基本ルール
VRChatではコミュニティガイドラインに「他者への嫌がらせや境界侵害は禁止」と明記されています。
困ったときはアプリ内から通報(Report)し、さらに必要があれば外部フォームから報告することもできます。
👉 混雑時や重さに困る場合には、VRChatワールド入室時の注意点&重い時の対処法〖初心者向け〗 も役立ちます。
予防:最初に整えておきたい安全設定
セーフティ(Safety)とシールド
クイックメニュー → Safety で「最大/ノーマル/なし/カスタム」のシールドレベルを選びます。
初心者のうちは「ノーマル」、さらに制御を細かくしたい場合は「カスタム」でVisitor〜New Userの機能を制限できます。
パーソナルスペースをONに
メインメニュー → 設定 → 快適性と安全 → パーソナルスペース をONにすると、近づきすぎた他人のアバターが透明化し、距離感のトラブルを減らせます。
アバターのカリング(表示制御)
設定 → アバターのカリング で、「一定距離より外は非表示」や「同時表示人数の上限」を設定可能。人が多いワールドやイベントで特に有効です。
パフォーマンスランクによる非表示
設定 → Safety → パフォーマンスオプション で、最適化が不十分なアバターを自動で非表示にできます。快適性と安全性の両立に役立ちます。
緊急時のセーフモード
- デスクトップ:Shift+Esc
- VR:両手のトリガー+両手のメニューボタン
これで「Safe Mode」に切り替わり、周囲のアバター機能や音声を一時的に遮断できます。
👉 快適に遊びつつ撮影やカスタムを楽しみたい方は、VRChatアバターの入手・導入完全ガイド〖初心者向け〗 もチェックしてみてください。
実際に遭遇したら(行動フロー)
ステップ1:遮断
対象ユーザーのプロフィールから、ミュート/ブロック/アバターを隠すを実行。
メニューを開いたまま相手に向かってターゲットを合わせトリガーを引くと、相手のアバターの情報がメニューに出ますので、ミュート/ブロック/アバターを隠すなどを選んでください。
ステップ2:場所を変える
ホームへ戻る、または公開度の低いインスタンス(Friends/Invite/Groupインスタンスなど)へ移動。
ステップ3:通報
クイックメニュー右上の「!」ボタンから通報を。必要なら外部フォームで詳細を報告。
ステップ4:記録を残す
スクリーンショットや発言時刻をメモしておくと、後で通報・相談する際に役立ちます。
私のMeta Quest 2ですと、右コントローラーのメニューボタンを長押ししながらトリガーを引くことによって即スクリーンショットを撮ることが出来ます。
👉 実際のトラブル事例や解決の流れは、〖体験談〗PCを新調したらVRChatでデスクトップ画面が開けなくなった話|Virtual Desktopで解決! にもまとめています。
安心して遊ぶために
- 初期はFriends系/Invite系のインスタンスを使うと安心。
- Groupインスタンスではモデレーターが警告や追放などを行うため、秩序が守られやすい傾向があります。
- 混雑ワールドでは パーソナルスペース+カリング+パフォーマンス制限 を組み合わせると快適性が格段に上がります。
まとめ
「初心者狩り」は公式の用語ではないものの、実際に起こり得るリスクです。
違和感を覚えたらすぐに 遮断 → 離脱 → 通報 の3ステップで自身を守りましょう。
日常的に Safety設定・パーソナルスペース・アバター制御 を見直し、安心できる環境でVRChatを楽しんでください。
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