2025年HMD最新動向と買い方|Android XR・Horizon OS・軽量化+VRChat満足度ランキング

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こんちには!桜華シノです。
今回は、メタバース関連のニュースや「いまはQuest 2を使ってる。次は何を買えばいい? 指や顔をもっと自由に動かせるデバイスも知りたい!」
そんな方に向けて、いま買える機種/これから出る有力候補/指・顔トラ系アイテムを、初心者にも分かりやすく整理しました。噂や将来像も“面白そう”な範囲で添えてあります。

そろそろ新しいVRゴーグルが欲しい…!

買い替えるなら新しいVRゴーグルにしたいね!

目次

結論とおすすめ機種(即見)

  • いま手堅いのは Meta Quest 3S(約48,400円)。Quest 2の人は乗り換えで体感がハッキリ良くなります。※目・顔トラッキングは非搭載。
  • 10/22にサムスンの「Galaxy XR(Android XR)」が発売見込み
    価格はハイエンド帯。Googleと組んだ“Android XR”の本命デビューに。
  • Metaは“軽量ヘッドセット+ポケット形状の計算ユニット(通称:パック)”を来年投入計画
    10万円台前半〜半ばという報道。
  • Horizon OSの“サード製ヘッドセット”もまだ来る(ASUS/Lenovoなど)。時期は未発表。
  • スマートグラスは一気に進化。Metaは表示付きのRay-Ban Display(約123,000円、EMGリストバンド付き)を発表・発売。Appleは軽量Vision Proの開発を止め、スマートグラスへ注力との報道。

HMD比較表 2025主要モデル

「2025年主要HMD比較表。Meta Quest 3、PICO 4、Apple Vision Proなどの価格・解像度・リフレッシュレートを一覧化」

画像は即見。以下の一覧表には、FOV(視野角)・パネル/レンズ・トラッキング方式・パススルー・重量・ひとことコメントなどの追加情報を入れてありますので、更に詳しく見たい方はスクロールして見てみてください。

スクロールできます
ブランド/モデル種別発売公式/参考価格片眼解像度最大リフレッシュFOV(視野角)パネル/レンズトラッキング方式パススルー重量ひとこと
Meta Quest 3スタンドアロン / MR202374,800円2064×2208最大120Hz推定H約104度×V約96度LCD / パンケーキインサイドアウト(6DoF)カラー約515g現行の定番。MR品質とアプリが強み
Meta Quest 3Sスタンドアロン / MR(エントリー)202448,400円1832×1920最大120HzH約97度×V約93度LCD / フレネルインサイドアウト(6DoF)カラー(解像度は3より低め)約513g価格重視。表示はQuest 3に劣る
PlayStation VR2PS5向け / PC対応可(純正アダプタ)202366,980円(新価格)2000×2040最大120HzFOV約110度OLED / フレネルインサイドアウト + アイトラッキングモノクロ約560gPS5勢に好相性。PCも接続可能
VIVE Focus Visionスタンドアロン + PCVR(DP有線可)2024–2025169,000円2448×244890Hz(DP時120Hz対応)FOV最大120度LCD / フレネルインサイドアウト + アイトラッキング高解像度フルカラー約785gVRChat向け機能充実。トラッカー連携◎
VIVE XR Eliteスタンドアロン / MR + PCVR2023164,000円1920×192090HzFOV最大110度パンケーキレンズインサイドアウト(6DoF)フルカラー625g軽量で携帯性重視
Valve Index(フルキット)PCVR(Lighthouse外部トラッキング)2019125,000円~1440×1600最大144Hz最大約130度 実測例H約108度×V約104度LCD / フレネル外部ベースステーション(SteamVR)カラー約809g追跡精度は今も一級。設置/価格は重め
Bigscreen Beyond 2PCVR(Lighthouse)2025169,800円2560×256090Hz116度Micro-OLED / 改良パンケーキ外部ベースステーション(SteamVR)カメラ非搭載約107g(本体)超軽量。長時間&VRChat/シム勢に人気
PICO 4スタンドアロン202249,500円2160×216090Hz実測H約104度×V約103度LCD / パンケーキインサイドアウト(6DoF)中央RGBカメラによるカラー約586g軽量バランス型。日本/欧州で入手可
PICO 4 Ultraスタンドアロン / MR202489,800円2160×216090Hz105度LCD / パンケーキインサイドアウト(6DoF)カラー(32MP×2)約580gXR2 Gen2で高性能。対応ソフトは要確認
Apple Vision Proスタンドアロン / MR(空間コンピューティング)2024(日本販売 2024/6/28)599,800円〜3840×2160100Hz(他に90/96Hz)推定でH約100度×V約73度Micro-OLED / —インサイドアウト + アイトラ + ハンドトラ高品質カラー約600–650g仕事/映像向け。VRゲーム中核には非推奨

VRChat重視・総合満足度ランキング

1位 Bigscreen Beyond 2(PCVR)

1位 Bigscreen Beyond 2(PCVR)90/100|満足度★★★★★

超軽量(約107g)で長時間でも楽。SteamVR系トラッカー(Vive Ultimate等)や2eの視線トラで表現力も◎。配信・VRChat勢からの体感満足が高い。


Bigscreen Beyond 2(PCVR)使用感(レビュー・コメント)

  • 重さが現実離れして軽いので長時間でも苦にならない。視覚は完璧ではないが“毎日使う機種”になった」とのユーザーレビュー。75Hz運用の方が見やすいという声も。
  • メディア評でも超小型・カスタムフェイスパッドの独自性と画質は高評価(ただし妥協点もある)。
  • Beyond 2eの視線トラッキングはVRChat用途を想定した追加要素として言及。表情の表現幅アップに期待。

2位 Meta Quest 3

2位 Meta Quest 388/100|満足度★★★★★

画質・アプリ層・扱いやすさの総合力。PCVR接続でVive Ultimate Tracker等のFBTが使え、スタンドアロン版VRChatも安定。顔トラはVRCFT等の外部連携が主流。

Meta Quest 3 使用感(レビュー・コメント)

  • Quest 2比でVRChatの安定性・フレームレートが体感で大幅向上というコミュニティ報告。
    ハンドトラッキングもより安定との声。
  • OSアップデートでHand Tracking 2.2/2.3が入り、遅延低減や安定性が改善。
    素手操作の雑談や軽作業がやりやすい。
  • 総合レビューでも単体機の完成度が高評価。
    パススルー品質や装着性はアクセで底上げするのが定番。

3位 HTC VIVE Focus Vision

3位 HTC VIVE Focus Vision87/100|満足度★★★★☆

有線DPで高精細PCVR+スタンドアロンも可。公式フェイストラッカーUltimate TrackerでFBT/表情が揃う“全部入り”。重量はやや重め。

HTC VIVE Focus Vision 使用感(レビュー・コメント)

  • 有線DPのPCVR画質が強く、VRChat勢には“トラッカー+フェイストラッカー”で全部入りという評価。光学はやや旧世代寄り・重量感はある。
  • 実機検証系でも顔トラ精度の高さを推すレビューが多い。口/頬/顎の表情が乗りやすい印象。

4位 PlayStation VR2

4位 PlayStation VR2(+PCアダプター)82/100|満足度★★★★☆

PS5勢は手堅く、PCアダプターでSteamVRも遊べるように。PC側ではトラッカー併用でFBT構成も可能(SteamVR依存)。※PCではPS5用の一部機能は非対応。

PlayStation VR2(+PCアダプター)使用感(レビュー・コメント)

  • SteamVRの広いワールドへ届く反面、PC接続時はアイトラやHDRなど一部機能が非対応。セットアップの煩雑さや挙動の粗さを指摘するレビューも。

5位 Meta Quest 3S

5位 Meta Quest 3S83/100|満足度★★★★☆

コスパ重視の入門機。PCVR併用でFBTは構築可。光学は3に劣るが、VRChatの“日常使い”には十分。

Meta Quest 3S 使用感(レビュー・コメント)

  • XR2 Gen2の中身は3と同等で、日常の集会・雑談ワールドは単体でも快適。重いワールドはPCVR併用が現実的。価格重視層の満足度は高い。

6位 PICO 4 Ultra

6位 PICO 4 Ultra80/100|満足度★★★★☆

ハード性能◎、PICOストア版VRChatも利用可能。PCVRではトラッカー連携でFBT可。地域/エコシステム差で体験にばらつき。


PICO 4 Ultra 使用感(レビュー・コメント)

  • ハードは優秀(デュアル32MPパススルー等)というハンズオンながら、ストア/ソフト面の厚みはMetaに及ばずという総評が目立つ。
  • PICOトラッカー連携の強化で最大5点のボディトラ対応など、VRChat向け拡張は進行。

7位 PICO 4

7位 PICO 478/100|満足度★★★☆☆

軽量&パンケーキで見やすい。PICOストア版VRChat対応、PCVR併用でFBTもOK。ただしMeta系よりアプリ層が薄め。


PICO 4 使用感(レビュー・コメント)

  • PICOストア版のVRChatが利用可能。軽快で見やすいハード構成は好評。地域によっては配信状況/表示が異なるケースがある点に注意。
  • コミュニティ報告ではQuest 2より高フレームで安定という体感談も(60fps上限の言及あり)。

8位 Valve Index(PCVR)

8位 Valve Index(PCVR)75/100|満足度★★★☆☆

外部基地局の追跡精度は今も一級。画質/重量は世代相応だが、FBT運用の自由度は高い(SteamVR)。

※生産が終了している為、新品が無い場合があります。

Valve Index 使用感(レビュー・コメント)

  • Lighthouse追跡の信頼性は今も高評価。FBT運用の自由度が高く、ダンスや配信勢の“土台”として根強い人気。

9位 VIVE XR Elite

9位 VIVE XR Elite76/100|満足度★★★☆☆

軽さと携帯性が魅力。VRC版(Viveport)やUltimate TrackerでFBT対応。光学/価格バランスは賛否。


VIVE XR Elite 使用感(レビュー・コメント)

  • VRChat(Viveport版)でボディトラに公式のUltimate Trackerが使える。顔トラも公式対応アナウンスあり。軽さ重視の雑談・移動に向く。
  • 実機報告では中~軽量ワールドで堅実、重いワールドはPCVR併用が現実的。

10位 Apple Vision Pro

10位 Apple Vision Pro40/100|満足度★☆☆☆☆

映像体験は最高峰だが、VRChatの公式対応/SteamVR経由の運用が想定外。VRChat用途では現状不向き。


Apple Vision Pro 使用感(レビュー・コメント)

  • VRChatは未対応(対応プラットフォームに未掲載)。visionOS 2でルームスケールVRは可能になったが、現状は映画・作業向け寄り。


もうすぐ&今後の発売予定HMD

10/22(予定):Samsung Galaxy XR(Android XRの旗手)

  • 中身:Googleと共同のAndroid XR、Qualcomm XR2+ Gen2、重量500g未満を目指す、という報道。10/15から事前登録→10/22発売のスケジュール観測。価格は約$2,000前後の見込み。ハイエンド志向。

2026年見込み:Metaの超軽量“パック”型ヘッドセット(コードネームLoma)

  • 概要:メガネに近い薄型HMDが**ポケット/腰の“コンピュート・パック”**に有線で繋がる設計。価格は$1000未満を目指すと複数報道。Quest 3系より高性能という噂。

“Horizon OS採用”のサード製ヘッドセット

  • 状況:MetaはOSをASUS/Lenovoなどに開放済み。「まだ出る」ことは2025年9月にも確認されたが、正式な発売時期は未公表。

Appleの動き(番外編:スマートグラスへシフト)

  • 近況軽量Vision Proの開発を停止し、AIスマートグラスを優先との報道。表示なしの初号機→2026〜27年表示あり版は前倒しとも。ハイエンドHMDの新作は当面期待薄。

「指を自由に」:ハンドトラッキング&フィンガー入力

まずは【素手】Questの内蔵ハンドトラ

  • Metaはハンドトラの遅延40%低減(条件次第で最大75%)などの改善を段階的に実装。
    マイクロジェスチャ(親指の軽いタップ/スワイプ)APIも公開され、操作の細かさが増しています。

Ultraleap(Leap Motion Controller 2)で指先の精度を上げる

  • ヘッドセット前面に小型カメラを装着し、手・指先を高精度でトラッキング。XR向けのマウント同梱セットも流通。PCVRでVRChatなどのつまみ・つかみ操作が快適

プロ用途の手袋(本格派)

  • MANUS Quantum Metagloves指先センサでドリフトしにくい高精度
    価格は数十万円規模で、映像制作/研究などプロ寄り

「顔を動かす」:フェイストラッキング入門

VIVE Focus Vision用 Face Tracker

  • 口・頬・あご等を38ブレンドシェイプ/60Hzで取得。VRChatの表情が段違いに豊かに。
    Focus Vision/Focus 3に対応。

PCVR+iPhoneでVRChatの顔トラ(ソフト連携)

  • VRCFaceTracking(VRCFT)というOSSが各種ハードの顔・眼データをVRChatへOSCで橋渡し
    iPhoneのARKitや対応HMDのデータを使えます(PC経由が前提)。

Meta機の音声ベース表情という選択肢

  • Quest 2/3/3Sは内蔵の顔カメラがないため、音声から表情を推定するAPIが提供されています(精度は雰囲気付け)。本格顔トラは対応HMDかPC連携が無難。

全身(腰・足)まで動かす:VIVE Ultimate Trackerが便利

  • ベースステーション不要自律トラッカー専用ドングルどのSteamVR対応HMD(=PCVR)でも利用可Quest 2/3/3SPC経由のSteamVRならOK。フルトラ入門のハードルが下がりました。

ここからどう選ぶ?(Quest 2 ユーザー向けロードマップ)

  • “今すぐ安定&安価にアップグレード”Quest 3S
    価格・体験のバランスが最強。VRChatやビート系ゲームの手軽な快適化に。
  • “ハイエンドの新潮流(Android XR)を触りたい”Samsung Galaxy XR(10/22予定)
    GoogleのAndroid XR陣営の中核。価格は高めでも新しい標準をいち早く体験。
  • “超軽量&次世代操作を待つ”Metaの“パック型”を2026年まで待つ
    $1000未満の価格感という観測。装着感や映像系のブレイクスルーに期待。

私個人的な意見としては、もう少し待ってみても良いかもと思います。

“面白そう”な近未来トピック(噂や観測を含む)

  • MetaのNeural Band(EMGリストバンド)
    腕の微弱な筋電から指の念じるような操作が可能に。
    Ray-Ban Displayに同梱で登場し、将来のHMD操作にも波及しそう。
  • Questのマイクロジェスチャ拡張
    親指スワイプなど省エネな指動作をOSレベルで扱えるAPIが提供。
    コントローラーを持たないUIがさらに実用化。
  • Horizon OSの機能拡張
    コード解析で「特定アプリ窓だけを他人と共有」するような新機能の兆しが見つかった例も(正式発表待ち)。
  • Appleは表示付きグラスへ舵
    Vision Proの後継よりスマートグラス加速が複数報道。メガネ型でのAI体験が主戦場に。

よくある質問(初心者向け)

顔トラはQuest 3S単体でできますか?

できません。Quest 3Sに顔カメラはないため、音声ベースの推定か、PC+iPhone/VIVEモジュールなどの外部手段が現実的です。

指を自由に動かすなら何を買えばいい?

まずは内蔵ハンドトラでOK。つまみ・押し込みなど“指先の精度”を上げたいならUltraleapを検討。プロレベルならMANUSグローブ

フルトラを始めたい(腰・足)

VIVE Ultimate Tracker+専用ドングルでPCに接続し、Quest 2/3系でもSteamVR経由で利用できます。ベースステーション不要。

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この記事を書いた人

時を経て仮想空間へ旅に出始めました。メタバース・ファンタジー・AI技術など、私の“好き”をぎゅっと詰め込んだ世界を綴っていく場所です。VRやAIに興味がある方、初めての方に向けての情報を発信していきたいと思っています。よろしくお願いしますね。

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